元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

ごめん

みなさま、こんばんわ。
親の愛を感じたことありますか!?
私など両親と同居するのが当たり前で親など空気なような存在
そう思っていました。
親父とはほぼ会話なし
ふと目があうとお互い視線をそらします。
男同士だものそれでいい
でもこのままじゃ親孝行とはいえない!
そう思い私から歩み寄っていこうとしましたがやはり意見は平行線
私が側にいるといつのまにかそっと席を外し別室に行きます。
なんで逃げるのだろう
「もうええわ」
「オレの気持ちなど分かってくれん!」
と母に愚痴をひとつ
母は「なにゆうとん。父ちゃんはあんたのこと一番心配しとんで」
じゃあの態度は何?
「父ちゃんは不器用じゃけんわかってあげて。それにもうそんなに長生きせんから」
私は「いや、親父は100を越えるまで生きるわ!」
など捨て台詞を吐いたものの本当は親父を失うのが怖かったのです。
むしろそれが願いでもありました。
今朝も親父から「昨日は眠れたか?」と聞かれ「いや、眠れんかった」
それだけの会話
今夕になり親父から「風呂はいれよ~!温もったら眠れるわ」
なんだよ急に優しくなって
「先に入るで」
と一言
「よ~温もれよ、お前に何かあったらわしら生きていけんけん」
そこには親父の精一杯の愛情があったのです
「ありがとう、温もったで~」とお礼の言葉
親父らしい小さな気遣い
もっと素直になれよオレ

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