元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

やっぱりあった!交通違反検挙ノルマ

交通取締りの本来の目的は「危険な事故を無事に防ぐこと」「交通の円滑化を図ること」
このふたつであり、決して罰金や反則金を徴収するためのツールではないはず。
が、年間の徴収額があらかじめ予算化され、取締り当事者のノルマ化されていると本末
転倒。ではその実態は!?

注目すべきはなんといっても「平成29年度内閣府、総務省及び財務省所管・交付金税
及び剰余税配布特別会計・歳入、歳出予定額各目明細書」に記された「交通安全対策特別交付金」の歳入予定額。この交通安全対策特別交付金というのは道路交通安全整備の経費
として各地方公共団体に配分されるものだが、その財源はいうまでもなく交通違反検挙に
よって徴収される反則金であり、それは総務省による「交通安全特別交付金制度の概要」
にはっきりと示されている。つまり、反則金の徴収額、ひいては交通取締り件数が決められているのは自明の理だ。

もちろん、今年(2019年度)に限らず従来も反則金目当ての財源は予算化されていた
わけで「ノルマなどない」という警察の主張は単なる建前でしかないなかったわけだが、
このノルマに追われる個々の警察官の事情を考えれば、少なくとも本来の目的とはかけはなれた安全と関係ない取締りが日常的に行われている現実が理解できるというもの。
事前に警告看板も出さず、スピード取締り(ネズミ捕り)を行ったり、前を走る車を追い
あげてスピード違反で捕まえたり、見通しのいい交差点で物陰に隠れ、一時停止で完全に
タイヤが止まったかどうかいちゃもんをつける等々、中にはでっち上げなんて最悪のパターンもないわけじゃない。

とにかくドライバーの対策案として、まずは必ずしも「交通安全」を目的とした正しい
交通取締りが行われているとは限らないという現状を把握し
納得いかない取締りには断固抗議するなど自己防衛意識を高めることが重要。
誰のためにもならない泣き寝入りは禁物である。

私の知人に元警察官だった者がいるのですが、彼が言うには交通違反検挙する際一人
につき500円の手当が出るそうです!
みなさまも警察のせこい取り締まりには気をつけてください!!

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