元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

母の闘病生活

みなさま、こんにちは。
10月後半になりすっかり寒くなってきましたね
余命宣告を受けて半月を経った母ですが徐々に食事の量が減り始め尿量も少なくなってきました・毎日下痢症状が続き「どうしたしたのだろう」と首をかしげる毎日。そんな母をみて姉は「肝臓の具合が悪いから下痢が止まらないの」ときっぱり言い捨てるのですが私はオブラートに包んだ言い方で姉に言わせればハッキリ言った方がいいと言います。
心配性の母にすれば体調の変化を知らされるのは酷な事と控えていたのですが隠しきれないほど体は衰弱してきました。さらに認知症まで進行し物事の判別ができなくなり独り言が増えてきました。父の認知症進行に合わせ夫婦喧嘩もなくなり物静かな我が家。ただ母の痛々しい声だけが響いてきます。「早く元気になってご飯を作らなければ」とはりきっていましたがもはや叶わぬ夢。毎夜母の看取りの夢を見て慌てて飛び起き母の様子を伺う毎日。
父の認知症の進行でモンスター化してしまい父が眠りに就いたら起こさないよう気を使い好きな番組すら見えない始末。父と言い争いになれば母の体調が悪くなると思い聞いて聞かぬふりをしてやり過ごす。それが私にはできないこと。だめだと分かっていても受け止めてしまう悪い癖。母は「自分の事は自分でしなくちゃ」と「おなご」の務めを果たそうとしていますがそれもあとわずか。運命に翻弄されたどり着いたターミナルケア
働き者の母にあまりにむごい結果となり無力であったことを痛感します。
母が「来年、花見に行こうね」と言いますので夢を叶えてあげられるよう支えていきます。
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今日も最後までおよみいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください
では失礼いたします

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