元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

冬物セーター

みなさま、こんにちは
お疲れ様です!
今日は寒い休日になりましたね。
母が入院中かなり容態が危険で大学病院の医師からも余命宣言を受けていたため悲しみのどん底にいました。見舞いに行くたび癌は確実に進行しそれがあきらかにみてとれました。
母が入院したのが6月。
このままでは冬まで持たないと誰もが思いました。
そして姉から母は服に執着心があるから冬物セーターは今の内に処分しておいたほうがいいのではとの意見がでました。
私は相当悩みました。
本当に母は冬まで持たないのか
そう何度も何度も考えました。
面会に行く度母は着実に体力を失っています。
兄からもいちいち母の意見を聞いていたら処分はできない
心を鬼にしろ!
そう言われました。
私はもう冬は越せないと冬物衣類を処分しました。
泣きながら・・・・
そして母が最期の退院
母は私たちの予想に反しどんどん元気になっていきました
そして迎えた秋
母は私の着る服がないと怒ります
みんな捨てられたと怒ります。
病院からはホルモン剤の効果がなければ2~3か月ですと言われています
誰もが母の最期が近いと決めた日
母は頑張りました。
小さな体で頑張りました。
誰もが冬までもたないと思っていたのにとても元気です!
母は私がセーターを捨てたことで事あるごとに文句をいいますがとても嬉しいです!
文句を言うだけ元気になってくれてとてもうれしいです!
セーターは私から一枚ずつプレゼントします。
来年の冬も
再来年の冬も
セーターを巡り文句をいう母であって欲しいと願います!
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今日も最後までお読み下さりありがとうございました。
明日も良き日になりますように
ではおさきに失礼します

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