元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

主なき布団

みなさま、こんにちは。
お疲れ様です!!
昨夜トイレに向かいましたが母に先を越されじっと待っていました。
何気に覗いた母の布団ですが、ふといつか母の姿がいなくなる日がくるんだなと思ってしまい布団を眺めていました。
主亡くした後、みなさまは遺品整理を行うのが通例なのでしょうが母には形見らしきものが見当たらないのです。母は服は大好きでたくさん持っていましたがどれも形見といえるしなものでありません。主なく後の布団の片付けも勿論私の責任において行わなければなりませんが布団こそがすべての思い出のようで仕方ありません。
何故遺品整理を行うのかしらべてみました。すると故人の思い出を断ち切る為、部屋を整理するためとありました。これだけは残しておきたい。そんなものばかりが頭に浮かびトイレどころではありませんでした。母がトイレから出てきて「〇〇トイレ交代」と笑った時、この幸せがいつまでも続いて欲しいとこころから願いました。私が用を足し自室へ戻ろうとしたとき母は布団に潜り込み私を気遣い「あんたも早く寝なさいよ」と声をかけてくれます。
昨日の夕飯時、母がしゃがんだ時に手のつっぱりが効かず転んでしまった時は本当に驚きました!ついに恐れていたことが現れたのかと覚悟しましたがただ畳で滑っただけで事なきを得本当によかったです。Yahooニュースなどをみていると癌に対するネガティブ情報が溢れていますが、ふと母の最期を考えてしまいます。誰もいない布団。いつか現実となるのでしょうね・・・・
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今日も最後までお読み下さりありがとうございました。
素敵な休日をお楽しみくださいね

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