ソーメン
みなさま、こんばんは。
退院二日目。
以前のように家族揃って食事をできるようになりました。母も手伝ってくれるほど回復しとても嬉しく思っています。
父とは毎日夫婦喧嘩をしているようですが、その光景すら微笑ましく見えます。
私が入院する前、母と過ごした時間はとても短く母が死にたいと言ったことや私が大泣きしたことだけ覚えています。
私が入院したさい、母はもう会えないのかな?と泣いていたのをうっすら覚えています。私の意識が錯乱中私もこれで終わりかなと思いました。自分を憎み責め続ける日々。とても辛かったです。しかし私は病院でくたばるわけにはいきません。待つべき家族がいる。さまよう命がある。その為ならなんでも受け入れよう。そう心に誓い早期退院を果たしました。家族揃って食べるご飯。これが何よりの特効薬です。母にできる事は母に任せ、今夜の夕飯にソーメンを湯がいてくれたのは驚きましたが、残さないよう完食しました。何気ない日常生活ですが私には特別な日となりました。このまま永久に。そう母の横顔を見つめました。
今回も長文になり申し訳ありませんでした。これからも母との残された日々の
暮らしを綴っていこうとおもいます。
共感いただければ幸いです。
それではみなさま、素敵な一夜をお過ごし下さい。
最後までお付き合いありがとうございました。