元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

消えることのない心の葛藤

みなさま。こんばんは。
今日もご苦労様でした!
今日も父と二人で母の面会に行ってきました。
今日は顔色もよく元気そうでしたが、孤独感で一杯だそうでつらいだろうと思いました。
大部屋希望ですが現在のところ個室しか空いていなくお金のことをずっと心配しています。
早く自宅に戻りたいとも言っていました。
しかし今の状態では退院は困難で母も理解はしているようですが、面会にいくたびに迷惑かけてごめんよ。早く元気になって自宅戻りたいと言います。
主治医にも早く退院したいといったそうですが私が退院許可をだすまで退院はできないと言われました。
今月19日に3度目のホルモン注射があるそうです。
現在発熱も痛みもでていないようなので一縷の望みはあるそうです。
骨転移は痛みが激しく特に首や肩が激痛になるそうで今は心配ないでしょうと言われました。
癌との闘いは長期戦になると思います。
何も知らない父は入院前のように掃除、洗濯、ご飯作りなどできるようになると思っています。私は厳しい言葉ですが母が退院したら今までのように動かせない事、耐えること、覚悟しておくよう告げました。
父は一瞬顔色がかわりましたが、また元気になって戻るだろうと信じています。
母がいない我が家にまた笑顔が消えました。
テレビを見て気を紛らせるのですがやはり母の事を考えてしまします。
退院してわずか3日で急変し私をここで死なせて、婆ちゃんの所へ行かせてお願いだから救急車を呼ばないでと行き絶え絶えに言う母でした。
私はその時救急車を呼んだのが間違っていたのか今でも考えてしまします。
母の最期は自宅で、という母の希望に添えなかったのは事実です。
少しでも助かる命があれば賭けてみたいと正直に思いました。
今日、面会に行ったさい大きな点滴を受ける姿に心が痛みます。
かかりつけ病院は日曜日には面会できません。
家族の顔を見ていたいと寂しそうに言います。
私も毎日母の顔を見ていたいと思うのですが、規則がある以上どうすることもできません。
延命治療はしないと決めていた私ですが、母の苦しむ姿をみておられませんでした。
今でも私の判断は間違っていたのではないかと思ってしまいます。
いつかはお別れしなければならない命ですが看取りが怖かったのです。
痛み苦しむ姿を見るのは耐えられないと思ってしまいました。
まだ諦めてはならないという思いと少しでも安らかにと思う気持が交錯し悩み続けています。母には告知していない癌の進行ですがホルモン剤が有効に聞けば10年は存命可能と聞きました。今でも母はあの時死にたかった、早く迎えに来て欲しかったと話します。
その言葉を聞くたびに耳をふさぎたくなる私がいました。
母には携帯電話を持っていきましたが毎日のように声を聞きたいと連絡が入ります。
母の姿を見るたび私は本当に判断を間違ったのではないかと感じるようになりました。
今日食事の準備をしていた時、ガラスコップを滑り落とし割れてしまいました。
私は何かの前ぶれではないかと感じました。
母は今、ベットの上で点滴の痛みと寂しさを我慢しています。
私の判断はこれでよかったのかと心の葛藤が続きます。
今日も長文になり申し訳ございませんでした。
私以上に苦しんだ方もいらっしゃるということは余程つらい思いをされたと思います。
いざとなれば何もできない自分がいます。
本当にこれでよかったのか
今でも考えてしまいます。
これから夕飯を食べてきます。
何も話すこともない食事ですが、笑顔で触れ合おうと思います
最後までお読みくださった方々に心から感謝いたします。

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