元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

おやすみなさい

再投稿です。
風呂に入りご満悦の父でしたが目が覚めた途端落ち着きなく動いています。
今日母に面会したさい。母ちゃんが退院した後また急変し救急で搬送されないかと心配しているようです。私は真実を知っているため救急搬送は多いにあり得ると思っています。
最期は自宅で
それが母の希望でした。
父はまさかを予見しているようで不安でしかたないようです。
私も心に動揺がありますが決して両親の前では笑顔でいたいと思っています。
私も父も母を思う気持ちは同じです。
今日食器を洗っていたさい、指が滑ってガラスのコップを割ってしまいました。
私は平静を装いながら追い込まれていることを感じました。
手から流れ血
それが母の最期を告げることではないかと案じました。
母や父がこれだけ衰弱していく姿は想像を超えています。
家業の廃業の手続き
母の余命宣告
父の衰弱
すべて私がこなさなけれなりません。
母の余命がホルモン剤投与でどの程度伸びているのか今現在は把握できていません。
寝ても覚めても母の事や父の事が忘れることができず正直何をすればいいのか混乱しています。母の体調を重んじて夕飯の宅配をお願いしました。父も同じようなことを考えているようですが、父は好き嫌いが激しく手を焼いています。
母は退院すれば料理くらい自分でできるといいますが、明らかに足腰が弱っているのが明らかです。わが家は築100年をはるかに超えていてバリアフリーなど考えてもいません。
僅かな段差が乗り切れない両親です。
母に退院後、介護ベットの利用を勧めましたが頑なに否定します。
床を這ってでトイレに行くと話を譲りません。
ポータブルトイレもレンタルしようかと提言しましたが必要ないと・・・・
ホルモン剤注射の必要さえ知らない両親。
きっと元気になると信じる思いは私も同様です。
ホルモン注射が効果を表せても余命3年
いずれは訪れる最後の日
母は夢で私と母と川へ飛び込み一緒に最期を向かえようとする夢を見るそうです。
私にできることは静かに送りたいという気持ちで一杯です
母と父は元気に以前のような暮らしが戻るという事を信じているようです。
6月に入り母の入院、末期がんの判明、家業の廃業、精神科の通院、など等とても重たい事象で手が回らないのが事実。みなさまのブログを拝見させていただきますと私以上苦しい思いをされても陽気にふるまうことができる方々の姿に私の心の弱さを痛感しました。
いくばくかの残された命
消えゆく命


看取るという過酷な最期
90年という歴史が幕を閉じようとしています。
いずれは消えゆく命
両親も私も同じこと。
長生きし過ぎたという母の言葉が忘れられません。

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