元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

衣装整理

みなさま、こんばんは。
今日もご苦労様でした!
今日も父と二人で面会にいってきました。
母はとても元気でよく話をしこれが癌患者とは思えないほどでした。
母はとても衣装持ちで今日から整理をすると言っておきました。
私が退院したら手伝うから手を出さないでと言いましたが心を鬼にしてゴミ袋に詰め込み
袋が10もできました。
母は夏物は残して置いてといいましたが、夏まで命があるのか泣きそうでした。
思い出の服ばかりでなかなか捨てる気になれませんでした。
最後は目を閉じて袋に詰め込みました。
全てをかたずけることができず冬衣装がハンガーにかかったまま残っています。
この服が着れるまで長生きして欲しいという願望は消えていませんが主治医の意見では到底持たないと思います。
最期は自宅で向かえたいというのが母の希望です。
希望に沿う形で動いています。
今日の母は顔色もよく余命早く二か月、長くて半年と告げられたのがうそのようです。
いつかは消える命ですが末期癌とは予想していませんでした。
母の帰りを待つ父ですが母との別れが近いことを知りません。
母がいないと何もできない父
母の最期を見送れるか心配になってきます。
いずれ私も一人になる事は覚悟していますが現実はあまりにも辛いことです
両親亡き後どのようになるのか想像すらできません。
母が一日でも長く生きられることが私の最大の願いです。
骨の転移は想像を絶するほどの痛みがあるそうでその姿を見ていられないだろうと思います。わが家で一番働き者の母が何故私だけこんな目になるのだろうと涙ぐんでいました。
今日のご機嫌のよさが胸に痛かったです。
早く退院したいと口癖のように訴え、母の帰りを信じて待つ父の姿。
奇跡はおきる
ということを心から願います。
今日もお読みいただきありがとうございました。

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