元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

闘病生活 二日目

みなさま、こんばんは。
お疲れ様です!
今日も母と面会してきました。
母はとても元気でご飯も残さず食べていると笑っていました
「私もうすぐ退院できると思うからまた家の掃除を始めるわ」と嬉しそうでした。
そんな時間も束の間に過ぎ看護士さんからTさんのご家族に先生からお話があるからきてくださいと告げられました。私は凍り付いてしまいました。まだどのような話になるのかわかりませんが、延命治療についての話しだと感じています。母は退院できることを楽しみにしています。私たちも待っています。しかし運命には逆らえません。いくら努力してもどうしようもないこともあります。ご飯がおいしいと言いトイレには自分でいけるようになった。
着替えもできるようになった。と喜んでいました。最近になり足腰が立たなくなったと嘆いていましたが癌の転移による痛みだそうです。いずれ急変する日がくるのかと思うと冷静な判断などできないとわかっています。母の笑顔をみるたびに泣きそうになりますが耐えるしかありません。父も母が元気で帰宅できると信じています。私は夢であってほしいと心から願っています。小心者と笑われそうですがホルモン剤と抗がん剤にかけるしかありません。
明日はドクターと話があるからと伝えました。母は悪い状態でなければいいのにと答えました。大学病院に続きまたおおきな選択を求めらそうであまり考えたくありませんが受け入れることしかできません。母は乳がんの転移は無いと言われ喜んでいましたがそれ以上の癌にむしばられていたのです。今こうしているうちにも癌は確実に進行しています。放射線治療は高齢のため無理だと言われました。母が腎盂腎炎で入院し検査をうけているうちドクターは察していたのかもしれません。だから大学病院へ家族で結果を聞くようにと言われたのかもしれません。私も介護職時代何人もの利用者さんを看取ってきましたが正直他人事のように思っていました。母は香川県の小豆島に行ったことがないので是非思い出として遊びに行こうと思うのですがその遊びが人生最後と気づくと思います。せめて回転寿司でも一緒に行こうかなと思っています。食欲が旺盛なときがチャンスだと思いますので母の好きなことは全てさせてあげようと思っています。今現在父と私と男同士でくらしているので退院したら早く片づけをしたいと話します。癌の転移を悟られぬよう懸命に努めていますがどこまで我慢できるか自信がありません。いずれ緩和ケアの利用になる事と思います。しかし母はまた家に帰りたいと涙することでしょう。優しく常に家族を思い心配ばかりしている母が最期の闘いに挑もうとしています。あまりにも早い転移のスピードでドクターも驚いていました。
早くて六か月、長くて3年
せめて苦しむことがないよう祈るばかりです。
今も病室にいる母の想いを考えると常に寄り添いたいと思います。
今夜こそ癌が完治した母の夢を見たいと思います。
泣き言ばかりのブログですがお許しください。

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