元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

意思を持たないロボットの役目

みなさま、おはようございます。
現在時刻01:30分です。
母は元気になり退院できる運びとなりましたが、今になってヘルパーさんには何も頼らくても私が頑張れば何でもできるといいはじめました。
私は悪気があって依頼したわけじゃなく、母が元気になってくれるまでお世話になったほうが体にも負担がなく、ゆっくり養生できるだろと伝え母にも了解を得ていました。
しかしながら病院からもう元気になったのでいつ退院してもいいという許可がでたので希望に沿い退院いたしました。入院疲れもあるのでゆっくりすごせばいいよと言って納得していたのですが、ヘルパーさんが入るようになり私は手伝ってくれとは一切いっていないし、家の中を見られたくないと言い始め我が家は汚いとか臭いとか言うに決まっているし、ヘルパーさんに気を使ってしまうので断れと言い出しました。私は母が元気になってくれるまでの手助けだから何でもできるようになれば断るから、今できないことはヘルパーさんにお願いしようと説得しました。母の入院と共に認知症が進み私はお前と呼ばれ始め何事もお前が悪いと言われてしましました。母は自分で何でもできるようになると思っているようですが癌の進行は止められません。ヘルパーさんや訪問看護も必要ない、私は元気になったといいはるので手を焼いています。入院中は決して元気そうだったので帰宅できてよかったと心からそう思いました。母は服に対して異常なくらい手を付けさせようとしません。
ヘルパーさんに手伝っているうちお前は遊ぶつもりかと言われショックを受けました。
私は阿保ですがそれなりのことはしてきたつもりです。姉は性格が強く私などいつも𠮟られているばかりで頼ることもできません。私はロボットのように意思を持たずただ言われたことをこなし母にも姉にもねぎらいの言葉をかけてもらったことはありません。
私は姉の行動に対し口出しはしませんでしたが、我が家には我が家の事情があり末期を迎えたことを予想させるようなこと控えて欲しいと言いましたがあんたが頼りないから私が動かなければ我が家は崩壊すると言いはじめ母といい姉といい行動が早すぎるのではないかと案じておりました。じじつその通りになりました。母にも姉にもお世話になったことは本当に感謝しています。阿保の私で申し訳ないと思いつつ私なりにがんばってきたつもりです。
母の末期癌、認知症両方を面倒みなくてはなりません。母は入院生活も長く母のお世話は看護師さんや栄養士さん、薬剤師さん、そして主治医さんの力で見守ってくれていたので現在の健康が保たれていると思います。入院中は食事や入浴、服薬まで面倒をみてもらっていたのでそれが当たり前のように考えています。
自宅に戻れば安心はできるものの病院のようにすべての面倒はみれないとはっきり答えました。しかし母はそんな話はしたことがないと言い張るのです。父は何かあれば必ず姉に連絡するのでやめてほしいと何度もいいましたがお前では頼りにならんと言われ、それなら私の存在価値すらないと思い始めました.。今まで散々親不孝を続けてきた私ですがそれなりに援助はしてきたつもりです。母の衰弱は目にみえてわかるのですが母は元気になって炊事、洗濯くらいは自分でできるようになるからと張りきっていますが、無理なことは承知しています。母は気を使ってのことを考えているのでしょうが今は我慢の時と言うのですが、何としてもヘルパーさんの力を借りる必要はないと言い張るので、私は心を鬼にしできるものならやってみろ。できないと文句はいうなと初めて叱り付けました。私の読者様からお母さんのしたいこはさせてあげるのが母や父にとって幸せなのかもしれないとお言葉を頂戴しました。私も段々その意味が理解できるようになり母や父の意向に沿った暮らしぶりを見守ろうと思います。私の力不足は否めませんがどんなに憎まれようともそれで母の気持ちが収まれば敢えて我慢しようと決めました。末期がんの上に認知症ともなれば手の付けようがありません。施設に入所させるだけの費用も持ち合わせていません。いずれ私の名前もわからなくなるでしょう。私はこれから「お前」と呼び続けられることでしょう。それでも最期まで支えていくつもりです。阿保の親不孝者と呼ばれていますが、その通りだと思うようになりました。私の命が尽きた時、また両親と仲良く暮らしたいと願っています。意思を持たないロボット。それが私です。
明日から日常生活に戻りますが、熱中症対策を万全にととえていてください。
今夜も長文になりましたが、ご勘弁ください。どうもありがとうございました。

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