元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

母の鬼電

みなさま、こんにちは。
今日は汽車で阿波紙伝統会館へ紙すきの見学へ行ってきました。
出かけるさい母に伝統会館へ出かけると告げたはず。
汽車に揺られ伝統会館に着いた頃からは母に異変が。
それは物凄い鬼電でした。
今は何処にいるのか
まだ帰らないのか
何をしているのか
その電話が5分おきにかかってきます。
母は若い頃から心配性ではありましたが、今回は尋常ではありません。
私はゆっくり見学したかったので携帯の電源を切り館内で和紙の紙すきの模様や製品をじっくり楽しみました。展示会コーナーではお目出度いたこの展示が行われていたので新年になれば改めて投稿したいと思います。
母の鬼電が気になりろくに見学もままならずそそくさと見学、買い物をすませ、携帯の電源を入れるや否やまたしても母からの鬼電。
何故電話にでない。
何故すぐに帰れない
汽車で来たので思うように帰れないと何度も説明するのですが異常に興奮しています。
姉から何があったと連絡が入り事情説明をすると母の認知症がかなり進んできたので正常な判断ができていないから相手にしない事。と言われました。
相手にしない・・・・・・。
言われてみればその通りなのですが見捨てるという事なのかと考えてしまいます。
これまでの母の人生を振り返れば常に他の人の事ばかり気遣う人でした。
良く働き頑張り屋でしたがここにきて限界が訪れたのかもしれません。
母の束縛が重荷に感じ、自由でいたいと思います。
今更ながらブログでかくようなことではありませんが、あまりの母の変化に驚き日記として綴っておこうと書きました。この変化でストレスを感じたのか下痢がとまりません。
私は過去に多くの認知症の方を見てきましたが、身近な者が認知症になればこんなに辛いのかとしみじみ感じています。
相手にしない・・・・
心に刺さる言葉でした。
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今日はクリスマス本番ですね。
素敵なクリスマスをお楽しみください!
では失礼いたします

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