元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

ソーメンがくれた笑顔

みなさま、こんばんは。
今朝起きてみると母生ごみを出していました。
袋はとても重く私が代わりに運ぶというとこれくらい私にできるというので見守っていました。運んだあと息苦しくなったと横になりました。母は依然は何でもできたのにおかしいと言っています。高齢だかから無理もないと声をかけておきました。我が家では一日朝夕兼用で食事をしているのでしたが、母が退院してから一日朝、昼、夜と薬を飲まなくてはならないので一日3食となりました。母は朝は食べたくないというのですが薬だけはきちんと飲もうと伝えています。家族揃って食べるなら私も食べるというので早速準備にかかりました。
母は今は炊事ができないけれど元気になったら自分で作るからもう少し我慢してねと言います。母の頑張りにはただ驚くだけで生きる執念を感じました。
今日はヘルパーさんが訪問される日で母や父の大好きなソーメンを作ってもらいました。
いつもなら私が作ると言い張るのですが今日は素直にお願いしますと言っていました。
母は家族全員に自分にできることは自分ですること!
わかった!
と息巻いています。そこまで元気になったのかと喜ぶ半面怖くもありました。
今日はヘルパーさんと訪問看護があったので朝からとても忙しい日になりましたが、看護師さんから順調に回復していますよとお言葉を頂戴しました。すると父が看護師さんに「急変した場合はどうすればいいのですか?」と聞きました。私には忘れかけていた急変という言葉。一気に不安になりました。看護師さんはその際はステーションに早急に連絡ください。
看護師が対応しますと言ってくれました。心強い言葉で一応安心しましたがそういうこともあり得ると看護師さんを見つめていました。急変、その出来事を何度見てきたことか。順調に回復していますよと言われた半面できることが日々少なくなっています。
いままでできていたことが急にできなくなった。どこかおかしいと思うとぼそっと言います。「そうかなぁ、私には順調に回復しているようにみえるけどな」と声をかけましたが
母はうつむいたまま何も言いません。私はいつも母の唇と指先をみています。紫色に変われば少し不味い状況になることをしっています。母の生きるという執念には心をうたれます。
ただ見守るだけの私ですが、母はすぐに疲れたといいます。毎日体重を測定するのですが徐々に体重が減ってきています。母は食事をしないから痩せたんだろうねと考えているようですが、そのとおりであうことを願いました。確かに食欲も落ち水分も取らなくなり看護師さんもその点は気になるとおっしゃいました。母がホルモン注射を受け約一か月。まだ効果結果がわかりませんが腫瘍マーカーの数値がわかりません。主治医は良くなってきていますよ。主治医には今のところホルモン剤が効果を表せているようですが、今後については何とも言えないとおっしゃいました。しかし覚悟だけはしておいてくださいと言われた瞬間私の心は凍り付いてしまいました。希望と絶望の重たい言葉でした。8月16日には3度目のホルモン注射があり、その時容態をききたいと思いますが無事であることを心から願っています。今夕飯で母の希望のソーメンを作ってみました。母の教えてもらった通り作ってみましたが。結構手間のかかるもので大汗をかいて作りました。硬さを確認に冷蔵庫で冷やし、卵焼きまで作り家族全員で出来栄えをみてもらいました。初めての手料理で自信はありませんでしたが、母にも父にもこれはうまいと完食してもらい本当に嬉しかったです。母に〇〇このソーメンとても美味しかったよと誉めてもらった時全ての出来事が報われました。
久しぶりに昔話で盛り上がり母の笑顔もみることができました。
この幸せがいつまでも続くようにと心から願っています。
久しぶりの家族の笑顔、とても幸せです。
今日も長文になり申し訳ございませんでした。
今日は心から嬉しい一日ででした。
ご先祖様、どうかもう少し楽しい一日を送らせてください!
最期までお読みいただいた方々には心かから感謝申し上げます。
また温かいコメントをよせていただだいた方々にもお礼申し上げます。

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