元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

母の涙

みなさま、こんばんは。
今日ついに倒れてしまいました。
急に冷や汗をかきてんかん発作かと思い慌てて精神科を受診しました。
当直の先生を呼んでいただき話を聞いてもらい脱水症状であることがわかりました。
20日も便秘が続いており尿も少ないことを告げました。
診察中母から電話が入り「〇〇大丈夫か?私が入院して迷惑をかけてごめんね」と大泣きしていました。何度も何度「ごめんよ」と繰り返して大泣きしていました。
私はただの脱水だから大丈夫、すぐに家に帰るからと伝えて起きました。
帰宅すると母は号泣し何度も「ごめんよ、ごめんよ。私の入院であんたに迷惑をかけたな。ごめんよ。ごめんよ」と泣き崩れていました。それは私まで泣きたくなるほど号泣していました。ただただ「ごめんよ」と繰り返し泣いていました。私は母を抱き大丈夫だからもうなかないでいいよと抱きしめました。母はわたしのせいでみんなに迷惑をかけて本当にごめんよと涙が止まらないほど号泣していました。私は今朝いう事を聞いてくれない母に対し怒りを覚え言ってはいけない言葉を発してしまいました。母は突然家を出た私を心配し私が動いたのがそんなに気に入らなっ方のかな?と不安がっていたそうです。私はただ腹が減ったのでおにぎりを買いに行っただけです。自宅に戻り母に一個のおにぎりを渡し、このおにぎりを食べたら薬をのむようにねと言いました。母は「お前からもらったおにぎりなどいらん」とまだ怒って薬を飲んでいませんでした。今日は姉がきてくれていたのですこし眠らせてと
お願いしておきました。しかし姉は大声で両親を叱り始めお世話になったものの苛立ちました。そうしている内冷や汗をかきだし、いつもと違う体調であると思いすぐさまてんかん発作を抑える薬を飲みました。姉と精神科に行く中で私が倒れたことで母の寿命が短くなったのかなと心配になりました。親子喧嘩をできるくらい元気に回復できたことを喜んでいたのですが安静にしない母につい強く暴言をはいたことを後悔しました。私の身を案じてくれるのは母くらいです。号泣し「ごめんよ、ごめんよ、私は必ず元気になるから許してね」と泣きながら話します。母を抱いた時随分痩せてきたなと感じ小さな体で懸命に生きようとする母の姿に涙してしまいました。お互いが泣きあい「ごめんよ。ごめんよ」と母をおもいっきり抱きました。そんな母に対し暴言を吐いた私は自分が許せなくなりました。「私は必ず元気になるからね、ごめんよ」と泣いています。私はこんな優しい母に大きな試練を与えて神に対し恨みを覚えました。母は土下座してまで泣いていました。私の精神より母の精神のほうが大きく壊れていることを知りました。こんな母を心から愛し全てを失っても母を守ろうと誓いました。明日から母が何をしても口出ししないことに決めました。ただ骨折だけが心配でつい叱ってしまい本当に申し訳なかったと思います。これほど泣いた母の姿を見たのは初めてでした。大病を背負いながら懸命に生きようとする母に対し動くなと言ったことを後悔しています。何事にも動じない母でしたが今日ほど泣いた姿を見たことがありません。
これほどまで私のことを思ってくれていたのかとまた泣いてしまいました。必ず元気になるから心配ないよ俺が必ず守るからと母を抱きました。まだ「ごめんよ。ごめんよ・苦労賭けてごめんよ」と泣き続きています。そんな母をみて全てを許せることができました。
動きたい母と安静にしてほしい心がぶつかり喧嘩となりましたが、母の涙が全ての真実だと感じました。正直まだ調子は悪いのですがこれからも頑張って母を支えていこうと思います
母のわがままもすべて優しさではないかと感じました。私の体も疲れの悲鳴をあげついに母を泣かす結果となりました。母の前では強くいたいと思っていたのですが今日の母の涙をみて私は大泣きしてしまいました。小さくなった母の体には癌という悪魔が宿っています。
できることなら癌を殺してやりたい気持ちです。母の涙はわすれることができません。
最期の最後まで親不孝をかけてごめんねと母を抱きしめました。
涙に勝る気持ちはありません。
あんなにあんなに心配をかけたのかと過去の人生さえ後悔しています。
母に残された命はあとわずかです。
私にできることはそう多くはありませんがこれから母を精一杯抱いておこうと誓っています。
いずれおとずれるお別れの日
きっと涙がとまらないことでしょう。
顔で笑って心で泣いて
それが送る私の使命だと思います
もし大泣きしたらごめんなさいね
懸命に生きたあなたの姿はとても立派です
最後まで優しさを教えてくれた人生の恩師です
泣いてばかりの弱虫男と笑って下さい。
世界中の母の中で私の母は最高の母と思っています。
母との一日を精一杯楽しみたいと思います。
いつまでも涙しか見せない弱虫男ですがとても幸せです
このしあわせが何時までも続くと信じています。
今日も泣き言話になりましたが、今後も母の幸せを願いつつ本文を終わろうといたします
最後までお読みいただいたみなさまに心から感謝もうしあげます。

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