元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

覚悟

みなさま、こんにちは。
今日もご苦労様でした!
9月中旬になったとはいえまだまだ暑さ厳しい夏ですね。
今月の我が家の電気代が3万円を超えてビックリ!!
エネルギー高騰中とはいえ心臓に悪い金額で請求書を持ち手が震えました。
今月も節約生活でしのがなければなりません・・・


さて、先日数回ぶりの母のホルモン注射日でした。
母は何を勘違いしていたのか今回で最後だと言い張っていたのですがそんなはずはないと思う私。敢えて否定せず診察を受けました。
恒例の血液検査のあと、診察の始まり
先生「お体、特に変わりはないですか?」
と聞かれたので
私「最近、咳とたんが増えたように思います」
と言いました。
先生が「念のためCT検査をしましょう」と検査室へ
私は一抹の不安を抱き検査結果を待つことに
診察が始まり「肺には特に問題はなくむしろ肝臓の腫瘍が大きくなっています」とのこと
私「それでどうなるのですか?」
先生「ホルモン注射を打てばそれなりにそれなりに・・・」
それなりとは?
思えば転移が分かった時、母の余命は3か月でした。
ホルモン注射との相性が良かったのか母は今日まで命を繋げてくれています。
あとは母の頑張りに期待をかける事しかできません。
そんな母の容態を知ってか知らずか相変わらずモンスター化する父親が母を苦しめます。
深夜に及ぶ迷惑電話で警察の方に世話になったり病院に電話をかけてみたり暴言を吐いたり
日々認知症が進化しています。
特に体の健康が不安のようで昼夜を問わず一時間おきにバイタルを計り異常を確める始末。
母が父に対し「父ちゃん、そろそろお迎えが来る年齢だから覚悟しなさい」と諭していました。父は「母ちゃんは覚悟ができているのか?」と聞くと「私はいつでも逝ってもいい。長生きさせてもらって感謝しているよ」と言いました。その場面をみて私もいずれそのような想いになるのだなと思い人生のはかなさを知りました。
このブログを拝見させていただきますと死別された方のブログをよく目にしますが、死とは悲しく苦しく忘れられない物語なのですね。しかしやがて私たちも物語の主人公になる日がきます。その時は誰も泣かないで見送って欲しいと思います。私は母のようになかなか覚悟はできないけれど悔やまずに良き人生だったと幕を終わらせたいです。
出来の悪い息子だったけれどごめんなさい。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください
ではお先に失礼いたします!

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