元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

犬が欲しいなあ

今日もみなさんのブログを拝見させて頂きました。
たくさんの方がなにかしらペットを飼っているようで羨ましいかぎりです。
私も犬を飼いたいのですがいつかお別れの日がきますからね。
もう40年も前の話ですが我が家の近所にある川原でかわいい子犬を見つけ
早速我が家に連れて帰ったのですが両親の反対で飼うのを諦めたのですが
子犬が泣きそうな目をしているようにみえたのです。
親の反対を押し切り子犬を飼うことになりました。
雑種でしたが仕草が可愛くて「コロ」という名前をつけました。
毎日暇を見つけては散歩に行き元気に走り回るコロ
可愛くて仕方がありました。
コロは花火と雷が嫌いですぐ逃げてきます
それもまた可愛く家族で大笑いしていました。
たまにお漏らしをしてよく母親に怒られていました。
尻尾を丸め反省した様子
私がきちんと躾をしておけばよかったのですが申し訳なかったと今でも思っています。
そして月日は流れ散歩に行くのを嫌がるようになりました。
コロは我が家にきて15年
人間に換算して80~82歳
ヨボヨボになっていくコロ
コロは歩くことが出来なくなり床を這うようになりました。
「コロ」って名前を呼べば這いながら近寄ってきました。
尿失禁、便失禁を繰り返すようになり昼夜関係なく吠え私も耐え切れなくなり
コロの頭を叩いてしまいました。
「キャン」と鳴き床を這いずるコロ
なんで手を出してしまったんだろう
床を這うコロを見て母がコロの背中をさすりながら「ここが痛いんか?」
とさすってやると鳴き止みました。
人間でいえば「認知症」だったと思います。
殺してくれと叫んでいるようで見てられませんでした。
家族で相談しお別れすることになりました
泣きながらダンボールの中にコロを入れコロの好きだった靴と餌をたくさん持たせ
車で保健所へ
お別れ間際に「ワン」と一度だけ吠えました。
まるで「ありがとう」って言ったみたいに聞こえコロは旅立ちました。
もうあんな悲しい思いはしたくありません。
最後まで看取ってやるのが飼い主の責任だと思っています。

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