元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

認知症の父

みなさま、こんにちは。
私の父も95歳になり介護度2
究極の電話魔
所かまわず意味不明の電話をかける
高齢になり話し相手がおらず寂しいと漏らす日々
電話をかけては話し相手になってもらうが父の態度に愛想をつかされ電話が切れる。
若い頃の父と時代が違う
そう話すが良き日の頃は思い出はきえることはない。


電話で話すことは消息について
楽しい話をすればいいのにと口を挟めばお前は黙れ
認知症も進行し物忘れが激しくなった
ケアマネさんの前では元気な素振りで話は通じる
ケアマネさんが帰ればあの人名前は何だった?どこから来た?と物忘れ。
早速確認の電話で言い訳に終始。


先日いきなりお客さんが来たと名前を呼ばれあってみる
「どなたですか?」
と尋ねてみたら
「お父さんに呼ばれた」とのこと。
父に説明を聞くと父も誰かわからぬと。
私は丁寧に頭を下げて帰って頂くことにした


父は「ワシの頭は馬鹿になった」とうなだれている
そのうち警察から一本の電話
「お宅から通報があったのですが何か事件が起きたのですか?」
私は驚き
「いえ、通報した覚えもありませんし事件もおきていません」と答える
電話魔の父に掛かってきた警察からの電話。
母と目を合わせ父の顔を見つめる。
孤独とは悲しい日々の連続である
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください
では失礼いたします!

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