元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

思うこと

みなさま、こんにちは。
昨夜から列島は今季最高の寒波に襲われ我が町も白一色になりました。
あまりに寒いので風呂へ入ろうと思えば水道が凍結しすぐさま水道橋へ連絡
「気温が上がれば自然解凍しますので我慢してください」と係の人に言われてしまいました。
夏場と違い汗をかかないので我慢できるものの極寒時は風呂がいいですね・・


両親の世話をしている時
本当に厳しい毎日だったけど頑張れた
朝食の準備から夕食の準備までなれないことばかりだったけれど
両親のため


母がトイレに立つとき見守りが必要だったが自力で行えた

癌の進行とともに足が立たなくなりポータブルトイレを使うようになる
母は「こんなトイレは嫌だ!」と拒んでいたが足が立たない
「部屋が臭うけど本当に使ってもいいの?」と母は言う。
人前でトイレに行くのはさぞ屈辱であっただろう。
毎日快便が続いていたが下痢が増えた終末の頃
「どうして下痢をするのだろう?」
そのころには腹水が溜まり始め予断を許さない状態だった
母の世話をしていると父まで「おむつをかえろ」「室温が低い」「血圧を測れと」と手間が増えた。究極の電話魔でときおり警察沙汰にまでなる始末。
母は「父ちゃん、しっかりして」と涙ぐむ。
父は「ワシは邪魔者だから病院でも施設でもどこにでも行くぞ」と自暴自棄であったが母の事は一番心配していたことに違いない。


早く楽になりたいと願う私に「楽になるとはどういうことか」と心が問う
むかえた11月15日
母の最期の日
母は我が家のベットのうえで静かに息を引き取った
「ありがとう、お疲れ様でした」
と母の頬を撫で天に見送った


母が逝き父は施設に入居し一人になった私
介護から開放されほっとしたのも束の間寂しさがこみあげてくる。
辛かったけれど母の顔を見て父の声を聞いて安心していた私がいた。


今は北風が友達
父ちゃん、母ちゃん、寒くはないかと案じてしまう
いっぱい喧嘩をしてきたけれど今は後悔ばかり
私は胸を張って素晴らしい両親に育てられたと誇りに思う
母の背中で優しさを覚え父の腕で強さを知った
素晴らしい愛をありがとう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください
では失礼いたします

×

非ログインユーザーとして返信する