元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

セドリック・スーパーサルーン②

みなさま、こんにちは。
今回も「セドリック・スーパーサルーン」の続編です。
セドリックを買った頃私はおんぼろアパートで暮らしていました。
場所は建設会社の一角の部屋
夏は暑く冬は寒いスーパー格安部屋
4部屋で27000円。
会社から近いという事で通勤には超便利
ある日、私の部屋の建築置き場にドラム缶が置いてあるのを発見!
まさかのガソリンと視認しておいた。


そしてある夜、セドリックなる高級車のローンに追われガソリン代が尽きた頃
ふと資材置き場にドラム缶を置いてあるのを思い出す。
これは天からの授かりもの
さっそくチューブを持ってガソリンを頂戴する
しかも満タンに


これで準備万端いざ友人の家へ
しかし愛車セドリックはわずか数m走ったところで白煙を上げて止まってしまった。
いくらセルを回してもエンジンがかからない。
時間は深夜1時
誰ぞの助けを待つにも時間が遅い
数mを2時間かけて車庫まで戻す


あくる日早速修理工場へ
「燃料を満タンにしたらエンジンがかからなくなった」
工員の方がエンジンを見て
「これはガソリンではなく軽油です」と言われて笑顔が消えた
「修理費の方が高くつきましたね」とさらりと工員
マフラー落ちて軽油を入れてこれがセドリックとのお別れになりました。
サンルーフからみあげた窓には星空が輝いた夜もあった。
あれは私の過去の物語
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください
では失礼いたします!

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