元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

解雇通告

みなさま、こんばんは。
今日も一日ご苦労様でした!!
また過去話で申し訳ないのですがお時間があればお付き合い下さい。
私が介護職を辞することになったのは理事長の一言でした。
朝食介護を終りエレベーターで上階に上がる際理事長が駆け込み「〇〇くん、もう明日からこなくていいから」という一言でした。
私は突然の出来事に納得ができず理事長と自己談判しました。
理事長に「私が何かミスを犯しました?理事長ににとっては気に入らない存在だったのでしょうが私にも生活がかかっています。納得できる回答を求めます」と言いました。
理事長は「君の存在は若い子に影響を与えすぎる。というので「それが解雇とどうつながるのですか?」と問いただしました。私は丁度夜勤明けでしたので心が高揚し一歩も引き下がる気持ちはありませんでした。元々理事長は人を解雇するということを軽く考えている人でした。ワンマン経営で目立つ存在になればすぐに解雇が言い渡されます。私はこれが最後のチャンスと思い溜め込んでいた全てを吐き出しました。職員の生活を守るのが理事長の責任ではないか?従業員を軽く見ていないか?自身の過ちに気付いていなのか?従業員の気持ちをどれだけ把握できているのか?などと詰め寄りました。「君には介護は向いてない。やる気が見られない。」といわれ恐れながらも「はっきり申し上げますが理事長の事を信用している職員はいません。ワンマンにもほどがあります。人間性に欠けているとお気づきではないですか?」と言うと「もういいから部屋から出てくれ」と怒鳴られました。私は「理事長たるものがこの程度で追い出すのですか?器が狭い人ですね!」と言い残し部屋を出ました。私が解雇を受けたことをみんなが知りみんなの顔が暗く見えました。ある従業員から「〇〇さん、もう一度考え直して理事長と話し合いをして」と言われました。


私は同僚に対し「話し合う気持ちはない。夜勤明けの仕事が終われば辞職する」と思いを伝えました。朝の申し送り時私は心の内を話しました。
これが最後の申し送りだなと思いつつ自分のロッカーに入った不用品は処分し制服はすべてクリーニングにだし返却しました。これで私の介護人生も終わりです。


その後同僚から電話連絡があり一緒に食事をしようという誘いを受けました
私は快諾しガストまででかけました。店内には5名ほどの同僚がいて世間話に花が咲き楽しい時間を過しました。お勘定が済みガストを後にした私は同僚にお礼をいたしました。「今日は誘ってくれてありがとう。これで離れ離れになるけどあとはよろしく」と頼むと「〇〇さんそれだけは以上話さないで」と泣いている同僚もいました。私ももらい泣きしてしまい
「みんな今日までありがとう。みんながいなければ頑張ることが出来なかったよ、げんきでね」といい帰路に着きました。理不尽なことですが私の力不足でした。しかしながら多くの仲間と一緒に仕事ができたのは誇りに思っています。
もう20年も前の話しですがみなさまに心の内を聞いて欲しく投稿しました。
長文を最後までお付き合いいただいた方に感謝です。

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