みなさま、こんにちは。
最近になり母の体の骨が変形を始めました。
背骨は猫のように曲がり鎖骨が飛び出しています。
入浴介助をするたびに変化する母の姿を目の当たりにするようになりました。
最近になり腰から下に力が入らず歩けないと言い出し注意しています。
今日になり口内炎がひどくなり口の中を見て欲しいというので口の中を見てみると、口内炎は無かったものの歯茎が飛び出し歯が覆われていました。
痛くはないのかと尋ねると痛みはないとのことでしたが、そろそろ牙をむいてきたのかと思い始めました。
明るく陽気な母から笑顔が消えネガティブ発言が増え悲しくなります。
癌という心まで蝕む病に対し憎しみしか覚えません。
母も父も自分がどのような立場なのか知りませんので夫婦喧嘩をみるたび本当のことを話したくなります。
なぜ姉が優しいのか、私が気を使うのか。
今は当たり前になってしまいましたが気付いた頃には一つの命が消えています。
先月ホルモン注射を受けた際、血液検査も異常がなく元気になりましたね
といってくれた医師の言葉が慰めのように聞こえます。
来月１日は１１回目のホルモン注射があり、母はもう打ちたくないと言いますが私も心が揺らいでいます。
これ以上辛い思いをさせたくないと思う気持ちと、もう少し頑張れと思う気持ちが交錯してその思いで母を苦しめているのではないかと思いはじめました。
病気になって家族に絆が生まれたかにみえましたが、それは苦しみでもありました。
骨転移から身体が変形し外出を拒むようになった母ですが、もう一度桜を見に行こうと思います。桜が咲くまで、ヒマワリが咲くまで、シクラメンが咲くまでオリンピックがみえるまで母ちゃんと共に歩んでいきます。「人生１００年」負けるな、母ちゃん！！
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今日も最後までお読み下さりありがとうございました。
今日もステキな一日になりますように
それでは失礼いたします。