忍び寄る認知症
こんにちは。
今日母が買い物に行きたいと言いだしました。
私:(何を買うん?)
母:(ビオフェルミン)
ということで薬局に向かいました
すると母が
母:(どこに行ってるん?)と言うのです
私:(薬局やろ)
母:(何しに?)
私:(ビオフェルミン買うんやろ)
母:(ビオフェルミンって何?)
私:(・・・・・・・・)
助手席にいた父は大笑い
笑い事じゃないし
と思いつつ薬局へ
母:(私、認知症かな?)
とうつむきながらボソッと一言
そんなことないよ
と
言いたかったのですがあきらかに認知症の症状でした。
認知症になればどうなるかといえば三大欲望が大きくなります
まずは食欲
食べ物にたいする欲求がひどく食べ物に執着します。
冷蔵庫が満杯にならないと不安になる
など分かりやすい症状が表れます
そして睡眠欲
これはどなたも経験されたことがあると思いますが昼夜逆転します
そして徘徊が始まり目が離せなくなります。
徘徊することには必ず原因があります。特に顕著に表れるのは施設にいること自体が
仕事とおもい自宅へ帰ろうと徘徊が始まります
最後は性欲です
性欲についてはいくら年をおいても消えることはありません
実際一人の男性利用者さんがナースステーションまで来て手には1000円札を
握りしめてそのお金を職員に渡しHしてほしいというのです。
年齢は80歳を超えています。
性欲は男性のみに現れることでなく女性にも表れます。
おむつ交換の際でも淫語を話し夜になると男性の部屋を訪れお互いのおむつを外して
抱き合う場面の何度もありました。
認知症になった方はプライドが高く認めようとしません。
私の母の場合まだらボケに違いないと思います(言葉が悪くてすみません)
認知症は完治することはありませんが進行することを止めることはできます。
一番は友人との会話です。
二番は趣味を持つことです
三番は頭を使うことです
さらにいえば長生きし認知症予防にもなることと言えば農作業です。
家庭菜園や畑仕事なども効果があります。
やる気をおこさせるのが秘訣です。
私の母のように友人もいなく家からも出ず何の趣味もないというのは危険です
ご高齢の方がいらっしゃるご家庭では早めになにかしらの手を打っておきましょう。
否定せず受け入れることが重要です。