元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

花魁の使う廊言葉とは。

還暦おやじ

・廊言葉とは
遊郭で遊女が使っていた言葉「ありんす」などの言葉を廊言葉(くるわことば)(廊詩)
といいます。
廊言葉は他にも「おいらんことば」「ありんすことば」「さとことば」などの言い方も
あります。
最初は京都の花街だった島原で使われていましたが、後々吉原でも使われるようになったといわれています。

  


・廊言葉が使われるようになった理由
当時、花街にはさまざまな地方から遊女見習いの女性が入ってきました。
彼女たちはお国訛りでしゃべるのですが、「何を言ってるかわからない」
「お客がげんなりする」など様々な理由があり、優艶な廊言葉が使われるようになりました。
遊郭は男性客に夢を与える場所です。
遊女に対して男性客は「田舎の出ではなく、江戸や京のやんごとない身分の女性であって
ほしい」と勝手な夢を抱きます。
廊言葉はそういった男性の願望にもこたえる言葉だったのではないでしょうか。

・現代でも一般的に使われている廊言葉
花街は縁起を非常に重んじる場所でした。
そのため縁起の悪い言話を使わないように、縁起のよい言葉に代えて使っていたのですが、なかには現代で一般的に使われている言葉があります。
そこで郭の言葉が発祥となっている現代用語をここで幾つかご紹介します。
・猿⇒エテ(エテ公)
お客様が「去る」のは遊郭にとって縁起が悪い事です。
そのため、猿のこともサルと言わず「エテ(得て)」と呼びました。

・スルメ⇒アタリメ
気づかれないように金品を盗み取るという意味の「掏る(する)」は縁起が悪いため
「スルメ」を「アタリ(当たり)メ」と呼ぶようになりました。
・相方
ここ数年、漫才のコンビでパートナーを「相方(あいかた)」と呼ぶのが一般的にとなっていますが、遊郭ではお客に対するを相敵(あいかた)と呼んでいたところからきたの
ではないかと思われます。
・馴染み
「お馴染み」「馴染みの演技」など今でもよく使われる言葉ですが、元々は同じ遊女のもとに何度も通い親密な間柄となるいう意味とそのお客や遊女の意味でした。
・お茶を挽く
当時はお茶といえば抹茶が一般的でお客のつかない遊女はお客に出すためのお茶葉を挽かされていたことから、今でも水商売などで暇をもてあましている状態を「お茶を挽く」
といいます。
・あがり
寿司屋などでお茶を「あがり」といいます。
遊郭ではお茶を挽くという言葉から、「お茶」という言葉自体、縁起が悪いとされていました。
お客が来店して最初に出すお茶を「お出花」、最後に出すお茶を「上がり花」といって
いたのですが、縁起の悪い「お茶」を「上がり花」というようになり、現代でも寿司屋
などで使われるなったようです。
                          (スタジオ七色さんから出展)

昨日何気なく花魁道中の動画を観て花魁の世界に興味を持つようになりました。

どうですか、この妖艶な姿!
花魁の衣装は30kgもあるそうです。
花魁道中で特徴的なのが、黒塗りの高下駄?をはき独特の歩き方です
ところにより「内八文字」と「外八文字」があるそうですがテレビ等ではよくみかける
ものの実物はみたことがないので一度でいいから花魁さんを見たいと思います。
我が町にも来てくれないかなぁ・・・


私事ではありますがこの記事を書くに当たり電話にてご快諾をいただいたスタジオ七色さんに感謝いたします。

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