元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

ありがとうが聞きたくて

みなさま、こんばんは。
お疲れ様です!
私はみなさまご承知の通り老人介護の仕事をしていたことがありその時に感じた事を書いて行きたいと思います。まず私が老人ホームで働こうかと思ったのは元嫁の勧めもあったのですがそれ以上に大きかったのは感謝される仕事に就きたいということでした。私がどこまで耐えることができるのか何の保証もありませんでしたが飛び込んだ以上は結果を残そうと思いホームヘルパー2級資格を取り本格的に介護の仕事が始まりました。正直もうしあげて国家試験である介護福祉士と未経験の方と給料はさほど変わらませんし仕事にたいしても線引きはありません。この仕事は福祉士、この仕事はヘルパーなどと区別をつけていたようでは仕事になりません。もっと言えば資格など必要ありません。ケアマネージャーを目指す方も5年以上の経験が必要です。介護中でうれしいことはありがとうと言ってもらえることです。特にお婆ちゃんなどは靴下を履かすだけで男の人に靴下を履かせてもらうなんてもったいない、罰が当たると足を引っ込める方もいらっしゃいます。昔人は男尊女卑の世界を送ってきたので男には敬意を払ってくれます。私はこの一言を聞きたいために就職したのです。利用者さんの中にもいろいろな方がいて徘徊する方や帰宅願望のある方、心気神経症など多岐に渡ってお世話をしなければなりません。寝たきりの方も数名おられ職員一同時間に追われ息つく暇もありません。以前にも書きましたが杖を突きつつ入所されリハビリテーションを受けても改善されず車椅子なしでは移動できなくなった方もいらっしゃいました。利用者さんにとってリハビリは按摩と勘違いされている方が多く本当に必要な方に順番が回ってくるのは一時間後くらいになります。歩行訓練や軽い体操、手足の運動などが行われお待たせしている方にはできる限りのケアは行っているつもりですがおいつきません。介護は決してきれいな仕事ではありませんが利用者さんの笑顔で救われることが多くあります。最近ニュースで介護職員による暴行事件が増えてきていますがレベルの低い介護職員は即解雇しないと命に係わるしごとなのです。私たち介護職員はただただ感謝の言葉が聞きたくて激務に励んでいるのです。秋祭り時期になるとお神輿にホームまで来ていただき長生きのためのお祈りをしてくれます。利用者さんの中にはありがとうありがとうとなきながら感謝されるかたもいました。ある日私が夜勤明けで全室の様子を見て回っていたさい同僚の女性が失語症の方に一生けん命言葉を教えていました。利用者さんも一生懸命おぼえようとしています。ありがとう・こんにちは・おはようございますなど一つ一つ丁寧におしえていました。介護・看護に大切なことはチームワークです。一連の流れを把握し時に自己判断しなければならない時もあり戦場ですが誰も文句はいいませんでした。利用者さんの信頼を受けなければ仕事になりません。私が在籍中のなかでフィリピンの方が職員として採用され片言の日本語ではありましたが頭が下がるくらい努力をされていました。介護に国境はありません。必要な時に必要な人材を集め対応ができるくらいの努力が必要です。
みなさまのご家族の中に介護や看護食に就いている方もいらっしゃると思いますが利用者さんの笑顔をみるため頑張ってください。笑顔が私たちのエネルギーなのですから。


さてさて本日もおじかんとなりました。
明日は週の後半になります
みなさまそれぞれの分野でできることをできるだけ発揮してください
ありがとうはあなたのために用意されています。
みなさまのご活躍を期待しています
ではおやすみなさいzzzzz

今日もたくさんの方からご訪問をいただきありがとうございました!
明日もよろしくお願いいたします!!

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