元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

清水寺の舞台から飛び降りる 真相

みなさま、こんばんは。
みなさまは「清水寺から飛び降りる」という言葉を耳にしたことがあると思います。
清水寺から飛び降りるという由来を説明したいと思います
清水寺から飛び降りるという語源は江戸時代に流行した一種のことわざでした。
何でも、この清水寺から飛び降りた後まだ息があって立ち上がる意識があれば、願いが本当に叶うと噂されていたそうです。


例えば恋愛関係の願いであれば、傘をもって清水寺から飛び降りて生きていればその人と結ばれるといわれていました。

他には、清水寺の舞台から飛び降りて仮に息絶えても安らかに成仏することができ、あの世では天国へ行けるなどと言った話まで流行したと伝えられます。


この話のもととなったのは江戸時代に男女恋愛沙汰や貧困などの理由により「実際に飛び降りて願いが叶った」とい噂が広まり、この噂が広まるにつれ、やがてことわざのような使い方をされるようになったのだと考えられています。


そしてこのような噂話を信じて本当に飛び降りる人が後を絶たなくなったという訳です。
実際に飛び降りる人も後を絶たないため明治時代に飛び降りは禁止されました。


因みに清水の舞台から飛び降りた人数は234人でうち死亡者は34人で約80%の生存率だったようです。
当時は舞台の下に木々が多く茂り、地面も柔らかな土だったそうです。
願いが成就するのはありがたいことですが、命をかけるなど死んでしまえばそれまでです。
生きていれば悪い事ばかりじゃない。そう信じていたいものです。


×

非ログインユーザーとして返信する