元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

あれから一年

みなさま、こんにちは。
コロナがまた増加の傾向に転じてきましたが、まだ油断できない状況のようです。
暑くてついマスクを外したくなりますが感染防止のためにも我慢しましょう。


さて私がコロナワクチンを打ち影響があったのかなかったのか
理由はともかく奇行を起こし警察に保護され保護入院となった夏
医師の質問に答えられず「だめだ、入院」
その後の経過はあまり覚えていない
意識が戻った時私は個室にいた。
「俺は正常だ、早く出せ!」
そればかり口にしていた。


毎日の点滴の時間
「俺は正常なのになんで点滴を打つ」とベットで暴れてしまう。
「〇〇さん、点滴を打たないとこの部屋から出られませんよ」
興奮治まらぬ私を何人もの看護士さんがなだめにくる。
部屋を見ればベットとトイレがついていてまるで独房
大人しくするから家族と話がしたいと言うが却下された。
再び点滴の時間
「〇〇さんのためだから」という言葉を受けて腕を出した。
看護士さんも安心した様子。
「夜間抜去することもあるかもしれないので抑制しますね」
と腕をベットに縛られる。
「俺は何をしたのか?この部屋は何なのか?」
疑問が浮かんで寝付けない夜
見回りの看護士にこの部屋はなんだと尋ねてみる
看護士は「早く眠った方がいいですよ」と答えただけ。


独房?らしき部屋で数日を過し分かったことは独房は保護室というらしい。
大部屋に移った私の目に入ったのは窓の鉄格子。
そこはまるで刑務所かと思った。
糞便の匂いと黒カビだらけの病室
ここで私の入院生活が始まるのか
嫌な気持ちしかない
「俺は何故暴れたりしたのか」
看護士さんが
「きっと錯乱状態だったからでしょう」と言う
「そうか・・・・・・」
すべてが分かった頃には数日が過ぎていた。
家には退院したばかりの母がいる
早くかえらねばと気持ちが焦る


入院予定3か月
そんなにのんびりできる余裕はない
医師の指示通り服薬も開始
しかしなぜか眩暈が起きる
医師に相談するもいつも答えは「うん」
入院してから3週間
脳の興奮も鎮まり退院許可を申請
申請許可が認められ晴れて精神科を退院することに。


人間のように扱ってくれた医療従事者、人間以下のように扱った医療従事者、とても屈辱的な言葉を浴びせられましたがいつかあなたたちも屈辱的な毎日を送る日がくることでしょう。発作から一年、今年も蝉が鳴きました。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください
では失礼いたします!

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