元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

成功率1%

みなさま、こんばんは。
お疲れ様です!
最近父がよく孫の服を着ているので孫について少し書いておこうと思います。
我が家には6人の孫がいますがその末っ子男児は双子で産まれました。
一人は未熟ながらも無事に大きくなりましたが、双子の兄は生後間もなく肌の色が異常であるということを主治医が発見し精密検査を行ったところ心臓の血管が左右逆につながるという難病であるということがわかりました。
女の子ばかりのなかようやく授かった男児で、両親も我が家の両親も楽しみにしていたのですが生まれて間もなく医師から生死の判断を迫まれ姉の断固とした決断で生後6日でオペとう選択になりました。
オペの成功率は1%
かなり難しいオペになると説明を受けていました。
オペの始まるとき孫はストレッチャーに乗せられ手術室へ入っていきます。
姉は見る眼も気にせずストレッチャーにすがりつき名前を叫びながら泣きじゃくっていました。私の母が「〇〇、もう泣かないで。あとは先生を信じよう」となだめていたことを覚えています。
私もなだめにいきましたが「〇〇に母親の気持ちがわかるか!!」と手を付ける事ができぬほどでした。
オペが始まってから手術室の前でただひたすら成功を待ち続ける家族。
手術からでてくるスタッフの顔色をみては一喜一憂していました。
手術開始から14時間、手術は無事成功し先生からオペの説明がありました。
手術成功という事を知った私たちは緊張の糸が解け泣きじゃくってしまい先生が何を説明してくださったのか覚えていません。術後ICUに入った孫は心臓が肥大しているため胸部が縫合できていないといわれたことだけは覚えています。
成功率1%にかけた両親の判断
それにこたえるような孫の生命力
孫も30歳になり今では障害者雇用枠で医療事務に就き入寮生活を楽しんでいます。
とはいえ毎年心臓カテーテル検査は欠かせません。孫の体は手術の後が無数に残り
目をそらしてしまうほど可哀そうに思えますが本人は意外とあっさりしています。
大きな病がいつ爆発するかわからないため結婚もしないそうで自分の人生を自分らしく
謳歌するそうです。
仕事に就いてから新しい仲間もできたそうで私としては可愛いお嫁さんをもらって可愛い子供を作って温暖な暮らしをして欲しいと願うのですが当人でないとわからぬ判断なのかもしれません。元気でさえいてくれればとねがうばかりです。
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本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
11月半ばとなり寒くなってきましたが暖かくしてお休みくださいね
ではお先におやすみなさいzzzzzzzz

グッド・ナイト・ベイビー ザ・キングトーンズ UPC‐0103

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