こんにちは。Ｙａｈｏｏニュースから興味のある記事を見つけました。
夏を過ぎて愛犬が少し疲れているようなので、秋の味覚「ブドウ」をあげてみようと
思うことはありませんか？自宅に帰るとテーブルに置いてあったブドウが無くなっていて
どうも犬が食べてしまったようだ・・・吐いた後があり犬の様子もおかしい。もしかしたらそれは「ブドウ中毒」かもしれません。あまり知られていませんが、実はブドウは犬に
とっては毒性のある食べものなのです。
ブドウ中毒とは何か
最近犬がブドウを食べると急性腎不全になる可能性がわかりました。
アメリカの研究で２００１年に犬がブドウやレーズンを食べたあとに急性腎不全を発生
した例１０例を発表したことからこの中毒が知られるようになりました。

ブドウ中毒の症状
・嘔吐
・下痢
・意識がもうろうとする
・食欲不振
・尿の量が多い
症状が進むと急性腎不全の症状です。
どんなブドウでも中毒になる
・赤いブドウ　キングデラ（キングデラウェラ）
・緑のブドウ　シャインマスカット
・干しブドウ　（レーズン）
どんな種類のブドウでも中毒になると言われています。
犬が食べていけない物としてはタマネギが有名ですが、実はブドウも入っているのです。
飼い主が注意していただきたいこと
・パンやチーズ、ビスケット、シリアルなどにブドウが入っていることがあります。
飼い主が見ていない時に誤って食べてしまうことのないよう注意してください！
ブドウを食べてしまったら
・ブドウを食べた可能性があればすぐに病院に連れて行き血液検査をしてもらいましょう
・水分を多くあげましょう（飲めるようでしたら１ｋｇ辺り２０ｍｌは飲ませてください
中略
ブドウ中毒の予防
・ブドウ、干しブドウ（レーズン）は絶対にあげない
・お菓子などにブドウが入っていることもあるため、そのような物を場合には内容成分
　を確認する。
・テーブルなど犬が届く所にブドウを置かない
・ブドウ狩りには連れていかない
・尿が出てるか、量は以前より多くないか、血が混じってないかも見てください
ブドウの他に与えてはいけない食べ物の代表例
・タマネギ、ネギ
・チョコレート
・アルコール
・カフェインの入った物（コーヒー、紅茶、緑茶など）
・キシリトールの入った物
まとめ
今はラブラドールレトリーバなどの大型犬でもほとんどが室内犬です。飼い主が留守の
とき、彼らは「何か食べものはないか？」と探しています。彼らの興味はなによりも
食べ物です。食欲の秋が到来し、彼らをブドウ中毒に巻き込むか否かは飼い主の知識と
部屋の管理にかかっています。
犬がブドウ類を口にしないようくれぐれも注意してあげてくださいね。