元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

夫婦春秋

みなさま、こんばんは。
冬本番となり比較的温暖とされる徳島でも雪が舞うようになりました。
母が旅立ち日々遺品整理をしていますが真新しい大正琴がでてきました。
この品は母が生前職場の仲間と趣味の会で使っていた物。
きれいに箱に入れてあり保存状態も良かったです。
よいしょと大正琴を取りだし何気に奏でてみました
素人らしい音が出てさぞかし母は笑っていると思います。
あまり社交家ではなかった母ですが会社務めしていた時は色々な場所へ旅行へも行き、陶芸教室では責任者を任されていました。その頃は母なりに充実した毎日だったことだと思います。我が家の棚には母の決して上手とはいえない陶芸作品が並びひとつひとつ手に取り母の温もりを感じています。両親の介護をしていた頃は時間が足りないほど慌ただしい毎日でしたが両親がいなくなりぽっかり心に穴が開いてしまいました。
両親のためにと張りきっていた頃の気持ちが嘘のようです・・・・
母が寂しがらないかと祭壇の前で就寝していますがふと父のことを考えてしまい寂しくないだろうかと思ってしまいます。早く面会に行って父を元気づけてこようと思うのですが車の運転ができないのでとても残念でなりません。母の遺品整理を進めるとともに父の不用品も処分を始めました。我が家から思い出の品が次々となくなり幼い頃の写真だけがアルバムに残っています。ふと人はなぜ年をとってしまうのかと馬鹿げたことを考えてしまいました。
両親が人生100歳!と言っていたことが虚しく感じます。
1人残された部家で毎日ユーチューブで音楽を聴いています
村田英雄さんの夫婦春秋という曲を聴いていると両親の顔が浮かび泣いてしまいます。
「男たるもの涙をながすものじゃない!」と父から叱られそうですがそっとしておいてください。家族揃って新年を迎えられなかったことは残念ですがひとつ強くなれたと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください
ではおやすみなさいzzzzzz

×

非ログインユーザーとして返信する