元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

みなさま、こんばんは。
睡眠してから2時間後母がトイレで立てなくなったと介助に行ってきました。
ベット脇にポータブルトイレを設置しているのですが大便の際匂いが気になるようでトイレまで行こうとしたようです。母は足を何度も叩き「こんな体じゃなかった」と悔し気にひざまずいていました。私は母を抱え上げベットまで誘導し着衣の交換をし母の様子を見ていました。
「私の体にはいったい何がおきているの?」と痩せ細った体を見てつぶやいています。
「〇〇ばかりに迷惑をかけてばかりだけど元気になったら手伝うからね」と叶わぬことと思い乍ら「そのときはよろしく」と言っておきました。
「元気になったら・・・・」
その言葉を聞くたびに胸が痛くなります
「なぜこんなに体が弱ったのだろう・・・」
不思議そうに考える母の姿が痛々しく「あなたの身体は癌で侵され余命いくばくもありませんよ」と言えば楽になるのだろうかと考えたことがありました。
嘘で塗り固められた母の病名
これでいいのかと自問自答の毎日です。
嘘をつくなら最期まで知らぬ存ぜぬで演技をしなければなりません。
明るく嘘をつく
これが私の親孝行であります。
明日も明るく笑顔で両親に嘘をついて過ごすことでしょう。
「余命一か月」
奇跡をおこし続けてきた母の最期の闘いに「嘘」で元気づけたいと思います。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
これからの時間も楽しくお過ごしください。
ではおやすみなさいzzzz

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