元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

上を向いて歩こう

みなさま、こんばんは。
今日もご苦労様でした!!
今日は母のたっての願いのお風呂の介助を行いました。
ヘルパーさんと二人で母を抱えお風呂場へ
洗髪をしてもらい久しぶりに出た母の笑顔
ヘルパーさんに「綺麗な銀髪ですね」と言われて照れて「あなたも年をとれば銀髪になるよ」と頭をかく仕草。
「それでは浴槽に入りますか?」との掛け声で介助が始まりパンツ一丁で浴槽へ
母の「極楽、極楽」との声にヘルパーさんも私も大笑い
久しぶりに笑顔が戻りました。
母の胸には心臓と乳がんの手術の後がくっきりと残り痛々しく見えて人生そのものでした。
風呂を出てから着替えはヘルパーさんに任せ私はしばらく休憩
休憩できるほど余裕があるうちはまだ幸せとまぶたを閉じ眠ったはずが目を覚ませば睡眠時間は15分。
緊張と不安で脆弱な心が揺らいでいます。
父は父とて今夜も孤独と闘い不安げに「寂しい」と繰り返し言います。
誇り高き父が孤独になり気弱な人としてこれからの日々を暮らさなければならないのは悲しみであります。
老いる悲しみを背負って生きる両親の姿は私の未来像であって生き様のようであります。
「頑張れ!」と「よく頑張ったね」という気持ちが交錯し悪魔が「楽になりたい」と囁きます。上を向いて歩こう、涙がこぼれないように。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました
これからの時間も楽しくお過ごしください
では失礼いたします!

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