元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

みなさま、こんにちは。
お疲れさまでした。
今日、母が体調を崩し元気がありません。
食事を食べないと薬が飲めないのでパンの欠片でもいいから食べてと言いました。
「あんたはいつも私に気を使ってくれるけど、なぜ急に優しくなったの?」と聞きます。
「病院から退院したばかりの人に優しくするのは普通じゃない?」と言いました。
母は私に「もう死ぬのかな?早く逝きたいのだけどあんたのことが心配」と言います。
私のことはどうでもいいから今は自分のことだけを考えてと言っておきました。
母の一言一言に怯え苦しむ自分がいます。
男性とくらべ女性は強いものとよくききますが、その通りであればどんなに幸せなことでしょう。今日姉に頼んでおいた大根の煮物
母はおいしいおしいと食べていました。
食事だけが私の楽しみと言います。
なにが食べたい?と聞けば母は笑いながら「あんたは何も作れないだろ」言いました。
「私が作れるようになるまで我慢してね」といいますが確実に母の体力は衰えています。
弱弱しい足取りで見るに堪えません。早く早く元気になってほしいと毎日願っています。
私の体力も限界を超えてきました。
昨夜母のお葬式の夢をみました。
棺に入った顔はとても穏やかでした
そばで泣きじゃくる私の姿をみました。
耐えて耐えて耐え抜いた母の旅立ちの時。
ふと目が覚めて枕を見ると私の涙で枕は濡れています。
あれだけ泣いて泣きじゃくった私にまだ涙の悲しみがあるのかと思うと生きるとは涙とともにあると思いました。泣いて母の命が延びるなら私は毎日大泣きしようと思います。
家族揃って楽しく食べる。
それが我が家のしきたりです。
私の横で母は食事を食べています。
「今日は食欲がないからもういらない」という言葉を聞くたび私の心は揺らぎます。
私も食欲がありませんが、母の前では美味しそうに食べようと決めています。「母ちゃん、これ美味しいよ。一口でも食べてみたら?」と美味しそうに食べてみせます。
「そんなに美味しいのなら私の分も食べていいよ」と差し出します。
「かあちゃん、早く元気になって料理を作るのが夢じゃなっかの。私も楽しみにしているので早く元気になろうよ?」という夢が消えてしまう事を私は知っています。私の読者様の中で「お母様のしたいことをさせてあげる」という言葉に私は涙してしまいました。
日々泣かない日はありません。
毎日のように母のいびきを聞き、そっと寝息を聞き命の鼓動を聞いています。
母のいびきが私には子守歌のようにきこえます。
寝姿を見た時、やがてこの姿を見えなくなると思えば心が張り裂けそうになりました。
私の闘いが長くつづけばいいと思うようになりました。
それが母のためになるのなら・・・

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