元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

第2ボタン

みなさま、こんばんは。
今日もご苦労様でした!
過去話で恐縮ですが私は高校時代男子校で過ごし卒業を迎える頃は多くの仲間は就職先を決め都会に出るものや商いを引き継ぐものもいて卒業が嬉しいやら悲しいやらで卒業式を向かえました。校門の前には彼氏の卒業式を終るのを待つ女の子が並んでいました。私の高校時代は女性とは無縁の世界だったので羨ましくも見えました。
体育館で卒業証書をもらい謹慎3回で無事に高校時代を終えました。
彼氏待ちをしていた女の子もお決まりの第2ボタンをもらっていました。

私には第二ボタンを渡す相手もいなく校門を出る頃には予想とおり誰も待っていませんでした。待っていたのは私の後輩連中で私の制服と学生鞄が欲しいというのです。
学生鞄にも制服にもタバコのヤニがつきそれでもいいというのでそのまま渡しました。
後輩のいう事には〇〇さんは渋いから憧れのひとです!と言われ気分上々になりTシャツ一枚で帰宅しました。その夜は同級生との最後のマージャンをしお別れしました。
もう40年も前のことで卒業生をみるたび当時のことを思い出します。

今ではすっかり丸くなり随分かわったなと感じます。
(当たり前ですが)
ヤンチャ時代を通りすぎ今ではいい思い出になっています。
面白可笑しくすごした高校時代ですが今でも覚えています
今でも第2ボタン伝説は残っているのかわかりませんが素晴らしき青春の思い出話でした。

×

非ログインユーザーとして返信する