元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

うだつの町を行く

みなさん、お疲れ様です。
毎朝ウォーキングをしているのですが、ついでにうだつの町並みの風景を見て
きました。
昔の町屋はひしめきあって建っていたので、火事になると燃え広がって大事に
なってしまいました。火が燃え上がるのを防ぐため、この「うだつ」という仕切りを
立てるようになったのです。

江戸時代も中期になると「ウチの商売はウハウハやで!!!」というところをアピール
するために競い合って豪華なうだつを建てるようになったんです。

うだつを建てるのは結構な出費でした。ですからうだつのある家=経済的にうまくいって
いる家という常識が人々に根付いてきました。

そこからうだつがあがらない=経済的にうまくいかない、パッとしないという意味に
転じていったのです。

うだつの町並みは重要な伝統的建造物保存地区として選定されました。
休日になると多くの観光客で賑わっています。またうだつ観光協会では藍染や和傘
作りの体験ができます。わが町の観光地はうだつの町並みしかないのでとても残念
に思います。

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