元気夢工房

写真を中心に風景・花・ポエムを綴っています

叶う愛と叶わぬ愛

みなさま、こんばんわ。
いきなりですが、私が60年歩んできた中で一番思い出に残る彼女がいます。
出逢いは二十歳の頃友人たちとのクリスマスパーティーでした。
笑うとえくぼができ何気にかわいい子だなとみていたところその子に急に話しかけられ
戸惑いながらも互いに自己紹介。
話している内緊張も解け私がその子にちょっとした手品を見せトリックを見破れば
その子のパーティー参加料は私も持ち。見破ることが出来なかったら私とデートという
半ば強引な賭けにでました。周囲には友人も集まりいざ手品の開始。私は勝つ自信が
あったので思い通り彼女の負け。
そしてお約束の初デート^^
オンボロ車で高知県の桂浜へ行きました。
彼女の仕事はK銀行の受付業務
さすが受付の子らしく性格は明るく私には最高のパートナーでした。
人目を惜しまず腕を組み浜辺を散歩
話を重ねるたびにどんどん好きになっていきました。
ただこのデートは私が手品で勝って実現されたようなもので一回きりのデートになるかもしれませんでした。
私は彼女と同じ風景を見、同じ時間をすごせたことだけで幸せでした。
帰りの車の中彼女に「もう一度デートしよか?」と尋ねたところ「えっ、また会ってくれるん?」と答えマジかと思いもう一度確認したところ彼女曰く「デートに行ったその日か
ら付き合いがはじまったんでないん?私嫌なら絶対デート断るし」と彼女が言ってくれました。じゃ付き合おうかとという運びになりデートを重ねるたび心が躍り楽しくてうれしくて待遠しくてしかたありませんでした。
当時私が住んでいたオンボロアパートを毎日掃除してくれ時には食事も作り置き
してくれていました。
私のアパートに友人が集まると聞いたらすぐ駆けつけてくれ掃除や料理を準備してくれました。
私の友人達にも感心されいっぱい誉められました。
毎日銀行業務が終わると私の家に立ち寄り一緒に食事をするのが楽しくて早く結婚したい
と思うようになり彼女の家に挨拶に伺いました。
私との交際は反対されていることは前もって知らされていたので臆することもなく家に
向かいご挨拶をするも彼女以外誰もでてきません。
彼女のお父さんがお帰りになるまで彼女の部屋で待たせてもらうことにしました。
しばらくしてお父さんが帰宅され早速ご挨拶に伺うと「誰の許可なく部屋に入ったんじゃ!」と一喝されその点は私に落ち度があり深く頭を下げ謝りました。
しかしおさまりはつかずお父さん以外の知らない人も上がり込みいきなり殴る蹴るの暴力を振るわれました。
その様子を見ていた彼女は「こんな家は嫌や!」と泣き叫び家を飛び出してしまいました。お父さんの怒りはMAXに達し「お前,探して来い!!」と言われ近くの家の軒下や
小道などいくらさがせど見つかりません。そして田畑の中にポツンとあったモーター小屋
をみると彼女は泣きながらうずくまっていました。
「私のたまにごめん」と震える声で返事し「とりあえず今日は家に帰ろうや、お父さん
心配しとるし」となだめ帰宅させたのち音さんに「改めてご挨拶にまいります。」と告げると「もう二度と来るな!娘との交際は絶対認めん!」とまだ怒りが収まらない様子
「あの~、僕は何をされても諦めないので」とだけ答え車に戻ると庭の石をぶつけられました。帰宅した頃彼女から電話があり「私Tちゃんのこと好きすぎてどうしていいのかわからない」と。
私も返事に困り私が彼女と付き合うことによりこれ以上負担をかけられないと感じ
身を引くことに決めました。
そうして私たちはお互いの道を歩むことになりました。
今思えば私の判断は間違っていなっかたと思います。
がむしゃらに好きになり悔いはありません。
また長文になりましたね
つまらん話を延々と書きましたが最期までお読みいただいたみなさまに感謝です。
明日から仕事も後半になります
コロナウィルスの恐怖が消えない中体調を崩さないようお気をつけください
ではおやすみなさい

今日もたくさんの方からご訪問をいただきありがとうございました!!
明日もよろしくお願いいたします!!

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